「仕事を続けられる人」と「仕事失う人」は何が違うのでしょうか?

以前のブログで人工知能やロボット等で労働人口の半数近くが代替できるという株式会社野村研究所やオックスフォード大学の研究について書いたことがあります。

2022年12月にChat-GPTが登場してから、本当に仕事がなくなるのではないかと不安になった人も多いのではないでしょうか。

少なくとも私は、今の自分の仕事のうち、どの仕事がAIによって代替できるのか、どのような仕事が人にしか出来ないのか、そして自分はどのような仕事をすればいいのだろうと考え込んでしまいました。

そんな私の目に「近い将来、労働人口の49%がAIやロボットに代わる?生き残れるかどうかは、あなた次第!」という帯の文章が飛び込んできました。

著者は、今までのブログで取り上げた『50歳からの逆転キャリア戦略』『50歳からの幸せな独立戦略』『50歳からの人生が変わる 痛快!「学び」戦略』という「50歳からの〇〇シリーズ」3冊を書かれた前川孝雄氏

前川孝雄氏は、リクルートで「リクナビ」「ケイコとマナブ」「就職ジャーナル」などの編集長を経て2008年にFeelWorksを創業されています。

ご自身の経験も踏まえたうえで、「仕事を続けられる人」になるためのポイントとして

  • 自ら仕事や役割を作り出す
  • 周囲の人を巻き込むこと
  • 生産性を高めてしっかりと成果を上げること

と提唱されています。

みなさんは、どう思われますか。

私はそうだろうなと思うと同時に、一般的に言われていることと同じだなという感想を持ってしまいました。

なお、前川孝雄氏は、「作業」を体や手を動かす行動のこと、「仕事」を目的に則って自分で工夫をしながら作業を組み立てること、と定義しています。

目的と工夫、組み立てることが仕事の要素ということでしょう。

それでは、「仕事を続けられる人」になるためのポイントをクリアするためにはどうすればいいのでしょうか。

前川孝雄氏は、

好奇心が旺盛でフットワークが軽いことは、新しいことへのチャレンジが求められる今のビジネスの世界には必要

だと書かれています。

環境の変化が大きく、従来の方法を続けるだけでは「仕事を失う人」になってしまいます。

そうならないためには、好奇心とフットワークの軽さが重要ということです。

誰もが成功の方法がわからない、失敗を避けることが出来ない時代だからこそ、いろいろなことに好奇心を持って行動する。

成功したとしても、失敗したとしても、その経験の積み重ねが「仕事を続けられる人」には必要ということでしょう。

生涯現役を目指して、まずは小さな第一歩を踏み出したいと思います。

それで失敗をしたとしたら、次の一歩に活かせばいいのです。

そう割り切って、行動していきたいものです。

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