以前にブログで取り上げました、前川孝雄氏が書かれた『50歳からの逆転キャリア戦力 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方』、『50歳からの幸せな独立戦略 会社で30年培った経験値を「働きがい」と稼ぎに変える!』に続く第三弾、『50歳からの人生が変わる痛快!「学び」戦略』を読んで、ぜひお勧めしたいと思いました。
以前のブログでも取り上げましたが、厚生労働省が公表した「令和4年賃金構造基本統計調査」の結果によると、定年後に正社員から嘱託等の再雇用になると金額で265万円、率にして40%超も平均年収が下がるようです。
もちろん、受け入れてもいいと思いますが、別の道を考えるのもありでしょう。
その別の道の指針となるのが、50歳からのシリーズと言えます。
第三弾の『50歳からの人生が変わる痛快!「学び」戦略』は、最初の一歩を踏み出すために最適です。
やりたい仕事に近づく「学び方8つのステップ」とは?
【1】少しでも気になる仕事の目星を付ける
【2】仕事の実態がわかる本を10冊読む
【3】講演会やセミナーに参加する
【4】社会人大学院やスクールに通い、参加型の学びでスキルアップ
【5】属人的な自分の経験値を資格取得で客観的評価に変える
【6】聞くに聞けない内情を学ぶには、弟子入りバイトがいちばん
【7】勉強会は参加するのではなく、主催者になって最新情報とご縁を広げる
【8】専門以外の教養を幅広く学び続け、専門分野を相対化させる
具体的に8つのステップが紹介されています。大切なのは、これまでの経験を活かすということだと私は強く思いました。今までの経験から特に興味を持ったこと、趣味でもいいのですが、それを掘り下げていく、極めていくということが、最初の一歩だと思うのです。
アウトプットするためのインプット。アウトプットすることを前提とした学び、それが次のステップ、定年後の働き方に大きく影響すると思うのです。
自分のこれからの働き方を意識して、もっともっとアウトプットしていきます。