あなたの働く目的は、収入でしょうか？やりがいでしょうか？それとも成長でしょうか？
今年、2020年の新入社員の働く目的はどうでしょうか？
社員育成事業や人事コンサルタント事業を展開している株式会社シェイクが、2020年度新入社員を対象に、2020（令和2）年5月20日～6月12日の期間、Webアンケートによる調査を行っています。
回答者数は 1,001名でした。
働く目的の第2は仕事を通じて能力や可能性を伸ばすため。第1位は？
働く目的を尋ね、「当てはまる」と「かなり当てはまる」という回答が多かった順に並べると、
- 収入を得るため 89.7％
- 仕事を通じて自分の能力や可能性を伸ばすため 80.7％
- 仕事を通じてやりがい、充実感を得るため 75.8％
- 職場において多くの人々と人間的なふれあいや対話を持つため 65.1％
- 仕事を通じて社会に貢献するため 64.7％
でした。
2年前の同じ質問に対する回答は、
- 仕事を通じて自分の能力や可能性を伸ばすため 82.5％
- 収入を得るため 81.4％
- 仕事を通じてやりがい、充実感を得るため 78.7％
- 職場において多くの人々と人間的なふれあいや対話を持つため 69.0％
- 仕事を通じて社会に貢献するため 68.9％
でした。
2年前に比べて「収入を得るため」だけが増加
2年前と比較してみると、「収入を得るため」が 8.3ポイント増え、働く目的の第2位から第1位に上がっています。
収入を得ることが、働く目的の一つであることは間違いありません。社会人となれば、自分で稼いで生活していくことが求められますから。
今年の調査は、5月20日から開始しています。
つまり、コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が解除された直後に行われているのです。
緊急事態宣言中、解雇や休業による収入が減って生活が大変である、という情報が大量に流れました。
そのために、収入を得れなくなることに対する不安や恐怖心が大きくなったことが、この調査結果に影響を与えているのではないでしょうか。
マスコミが人々の不安を煽ることはよくあります。
新入社員のみなさんにとっても、入社式がなくなったとか、ずっと在宅でe-ラーニングだったとか、緊急事態宣言の影響はあったでしょう。
しかしながら、これからの長い社会人生活で十分に取り戻すことができるでしょう。
目先のことに囚われすぎず、働く目的を持ちましょう。
幸せになるために。