非常事態宣言解除後を先取り。就活イベント復活の兆し。

非常事態宣言解除後を先取りして、就活イベント復活の兆しが表れてきました。

最大手の株式会社マイナビは、5月13日時点で特定警戒都道府県では6月30日までイベントを中止すること、特定警戒都道府県以外については協議中と発表し、5月20日時点では情報更新はされていません。

また5月20日時点では、もう一つの最大手であるリクナビ2021も6月30日までイベントを中止すると発表しています。

両社とも、Webを使った説明会や面接にシフトしています。

そのような状況下、イベントの再開準備を進めている企業があります。

以前のブログで取り上げましたが、各社が3月1日のイベントを中止する中、イベントを開催した株式会社学情です。

6月に入ると就職博を開催予定

3月1日の広報解禁日には、イベント開催という各社とは逆の戦略を取った株式会社学情は、早くも非常事態宣言解除後を先取りして、6月に入るや否や就職博というイベントを計画しているようです。

5月7日には、非常事態宣言延長を受けて5月31日までの就職博は中止もしくは延期したものの、6月以降の就職博は延期していませんでした。

以前のブログで、株式会社学情の「緊急事態宣言後の就職活動意識調査」を取り上げました。

その調査の中で、Webセミナーに参加する上で、不安なことを複数回答で尋ねると、

  1. 温度感が伝わらない          56.3%
  2. 他の応募者の様子がわかりづらい    47.9%
  3. 操作性に不安を感じる         36.7%
  4. 質問がしづらい            36.3%
  5. その他                14.5%

という回答でした。

気軽にセミナーに参加できるというメリットもある一方で、上記のような不安もあるのです。

就活生の4人のうち3人が合同企業セミナーを希望

合同企業セミナーでも企業研究をしたいですか?という質問に対し、

  • はい   75.9%
  • いいえ  24.1%

でした。

4人のうち3人が合同企業セミナーでの企業研究を希望しているのです。

合同企業セミナーはまさに企業の担当者と直接会って話を聞ける、応募者の状況もわかりやすいというWebセミナーのデメリットを補うのにぴったりなのです。

緊急事態宣言が延長され、嫌でも室内での活動を強いられた就活生にとって、まさに合同企業セミナーは待ち望んでいたイベントなのです。

少なくとも、株式会社学情はそのように判断され、早くも6月に就職博を開催できるように準備を進めているのでしょう。

他社とは違った判断ができるのは、以前のブログにも取り上げました

就職活動という人生における大切な機会を奪うことのないようにする

という信念があるからでしょう。

就職イベントを行うか、中止するか、どちらが正解かは誰にもわかりません。

それぞれの考え方があるからです。

大事なのはその判断を導いた基準となる価値観です。

あなたの就活にとっても、あるいは社会人になってからも、価値観がとても大切です。

ぜひ、あなたの価値観にあった企業を探してください。

そうすれば、幸せになれる可能性は高くなります。

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