4人に3人が内々定!ただし全体の4割が就活を継続中!

就職情報大手会社のマイナビが6月末時点の2019年3月卒業見込みの大学4年生と大学院2年生に内定率調査を行いました。

調査の概要は、

  • 調査期間:2018(平成30)年6月25日~6月30日
  • 調査方法:マイナビ2019の会員に対するWeb調査
  • 有効回答:5,250名(男子 2,190名、女子 3,060名)

とのことです。

内々定率は76.3%!

調査の結果、2018(平成30)年6月末時点の内々定率は 76.3%と、前月末比で 16.0ポイント増加し、前年の6月末と比較すると 3.0ポイント上回ったという。

4人のうち3人は内々定をもらっているということです。

以前のブログで、リクルートワークス研究所が発表している大卒求人倍率を取り上げました。その結果どおり、そして巷でよく言われているように売手市場なのでしょう。

内々定をもらい、学生最後の夏休みを思いっきり楽しもうという就活生も多いのでしょうか。

全体の4割が就活を継続!

もう少しよく見てみると、内々定をもらっているが就活を継続すると答えた就活生と未内々定者を含めると、回答者全体の 43.7%が就活を継続しているといいます。

思っていたよりも、学生最後の夏休みは遊べないようです。

なぜ、内々定をもらっても就活を継続するのでしょうか?

内々定をもらっている就活生のうち、今後も就活を継続すると回答した割合は 26.2%とのことです。

内訳をみますと、内々定先に不満なので継続すると回答したのは 7.2%、内々定先に不満ではないが他の企業も見たいので継続する 19.9%になっているようです。

この割合は、内々定をもらっている人を100%とした場合の割合ですので、調査に回答した 5,250名を100%とすると、76.3%×26.2%≒20.0%になります。

内々定をもらっていない 23.7%(100%-76.3%)に 20.0%を合わせた 43.7%が、就活を継続しているということなのです。

もっと視野を広げることをお勧めします!

リクルートワークス研究所による大卒求人倍率によると、従業員が300人未満の企業(いわゆる中小企業)では、大卒求人倍率が 9.91倍と過去最高のようです。

従業員が5,000人以上の企業では、大卒求人倍率が0.37倍のようですので、視野を広げて、中小企業に目を向けてもいいのではないでしょうか。

その際には、よく言われるブラック企業かどうかを見極めること企業との相性をできる限り多くの社員に会って確認することが大切です。

まだまだ採用活動を継続している企業はたくさんあります。

就活は、多くの企業の話を聞くことができる数少ない機会になりますので、あせることなく、続けてください。

幸せな社会人生活を送るための貴重な経験です。

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