人生100年時代の45歳定年制をどのように生き抜きますか?

あなたは「45歳定年制」を覚えていますか。

もう3年前になりますが、当時はいろいろと物議を醸した言葉です。

2021年9月9日にオンラインで開催された経済同友会の夏季セミナーで、サントリーホールディングスの新浪剛史社長が導入を提言したのが「45歳定年制」です。

日本経済を発展させるための施策として提唱されたのです。

「45歳定年制」の導入によって人材の流動化が進めば日本企業の価値向上につながる、20代や30代の人たちが自分の人生を考えて勉強するようになる、というような趣旨だったと記憶しています。

リンダ・グラットン氏、アンドリュー・スコット氏によって書かれた『LIFE SHIFT』がベストセラーになってから、「人生100年時代」という言葉をよく耳にするようになりました。

10月上旬の新聞で「今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で5%を超えることはないとの予測」が米科学誌ネイチャーエイジングに発表されたという記事を読みましたが、政府は「人生100年時代」が来ることを想定しているようです。

「人生100年時代」が来るかどうかわかりませんが、令和5年簡易生命表によると、55歳の男性の平均余命は28.05年。

令和5年時点で55歳の私は55歳+28.05年、平均すると83歳ぐらいまで人生は続くようです。

60歳定年とすると23年あります。45歳定年とすると38年。

その時間をどのように過ごせばいいのか。

今の私の最大の課題です。

この課題を克服するヒントをいろいろな本の中から探し出そうとしています。

今までの読書の中で見つけたヒントの一例として、大先輩の大先輩の生き方を参考にして、55歳の壁を突き破って、人生の最期にピークを持っていくことがあります。

さらにヒントを見つけ出したいと思って、『LIFE WORK DESIGN 人生100年時代を味方につける 自分だけの仕事の見つけ方』を読むことにしたのです。

著者である岡本祥治氏は、外資系コンサルからキャリアをスタートし、ベンチャー企業に転籍後、大きな落とし穴に陥り、そこから起業されています。

ご自身の経験をベースに未来の働き方を提言しているのが、『LIFE WORK DESIGN』なのです。

未来の働き方を見つけるポイントは、

  • 自分の好きな(興味のある)こと
  • 自分ができること
  • 自分のとって社会的意義があると感じられること

の掛け算であると著者は提唱されています。

残念ながら、具体的な方法は私にはわかりませんでしたので、まずはふせんにやりたいことを書くことから始めることにします。

みなさんも、まずは手を動かすことから始めませんか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする