人生の可能性が広がるリスキリングの必勝法を知っていますか?

みなさんは「5年間で1兆円の投資」という方針を聞いたことがありますか?

具体的に何のことかわかりますか?

政府広報オンライン『人への投資』によると、岸田文雄総理が掲げる新しい資本主義の第一の柱とのこと。まずポイントとなるのが「リスキリングの支援」。リスキリングとは、働く人がこれから必要となることを新たに身につけることだといいます。

そうしてスキルアップした人財がデジタル領域などこれからの成長分野で力を発揮することで企業価値が向上、同時に働く人の賃金が上昇するように支援するといいます。高いスキルを持った人材がよりやりがいをもって働けるように社会の仕組みのアップデートを目指しているのだそうです。

あわせて働き方の多様化も人への投資のキーワードだそうですが、やはりメインはリスキリングといえそうです。

経済産業省のいうリスキリングの定義

新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること

です。

ポイントは、「新しい職業に就くため」あるいは「今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するため」と目的が限定されていることでしょう。

単に「自己成長のため」という漠然とした目的ではリスキリングには当たらないということです。今、求められているDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)に貢献できる人材を育成したいという政府の思惑が明確になる定義ではないでしょうか。

新しい職業に就くために必要なスキルを身につけるための方法として、以前のブログで50歳以上に焦点を当てた『50歳からの人生が変わる痛快!「学び」戦略』を紹介したことがあります。比較すると、『リスキリング大全』の方が、より幅広い年齢層を対象にし、より計画的であると言えます。

清水久三子氏は、まず、自分にはできないという思い込みから、自分にもできるかもと思えるようになることが出発点だといいます。

そして、「リスキリングは、環境変化に対して、自分で自身のあり方を決めて自己変革すること」という意識を持って、キャリア実現のアプローチを描く。

それから、自分自身のスキルセット変革とマインドセット変革を車の両輪として行うことによって、リスキリングは成功すると提唱されています。

リスキリングは限られた時間やお金やエネルギーを自分自身に投資すること。その投資によって、知識やスキルの習得だけではなく、豊かな人生という大きなリターンが得られると主張されています。

豊かな人生のためにも、自分自身にもっともっと投資していきたいと思います。

みなさんも、自分自身に投資しませんか?

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