みなさんは、「アレ(A.R.E)」を覚えていますか?
そう、昨年2023年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞です。
それでは、2009年の年間大賞は記憶にありますか?
実は、「政権交代」です。
その年のノミネートの中に「カツマ―」という言葉があります。
覚えていますか?あるいは、聞いたことがありますか?
経済評論家の勝間和代氏を支持する、あるいは、憧れて自分もなろうとすること、と表現を変えても間違ってはいないと思います。当時、勝間和代氏は成功者の象徴だったと言っても過言ではないと思います。
ちなみに、その年のノミネートには「家電芸人」「草食男子」「歴女」「こども店長」等々の話題になった流行語が並んでいます。
ところで、よく〇〇ハックという言葉を聞きますが、そもそもどのような意味でしょうか?
ITの世界でハック(hack)といえば、セキュリティやロックを突破して、内部に侵入する行為を指して使われることが多いと思いますが、それでは書かれている内容と一致しません。
ここでは、「木をぶった切る」「やり通す」「何とか切り抜ける」という「hack」の元々の意味で使われていると考える方が自然だと思います。
「カツマ―」という流行語を生みだし、一世を風靡した勝間和代氏が人生100年時代を切り抜けるための100項目の戦略をまとめられた著書です。
自分らしく働く働き方戦略ハック、死ぬまでお金に困らないマネー戦略ハック、限りある時間を有効に使う時間戦略ハック、幸せに生きる自分らしさ戦略ハック等、簡潔にまとめられています。
その中の1項目で、最も印象的だったのが
向いていることになるべく特化して、自分の時間を使った方が建設的
という戦略ハックです。
以前のブログで取り上げた『運は遺伝する』で提唱されていた生き方に通じるものがあります。
自分に向いていることを探し出すのは簡単ではないかもしれません。生活のためには、自分に向いているとは思えないことに時間を費やさざる得ないことも多いと思います。
とはいえ、1日24時間のうち、自分でコントロールできる時間を生み出すことは出来るはずです。生み出そうとしなければ生み出せません。
以前にブログで取り上げました『55歳からやりたいことを全部やる!時間術』には、そのやめのヒントが書かれています。
向いていることを見つけるヒントは『やりたいことが絶対見つかる 神ふせん』が参考になるかもしれません。
出来ない理由を探すよりも、どうすれば出来るかを考えましょう。
そのほうがずっと幸せな人生を送ることができる。
私は、そう信じています。