以前のブログで著書『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』を取り上げました。
著者である坂下仁氏は、お金のソムリエ協会を立ち上げ、副業に関するセミナーを開催されています。そのセミナーの中で受講者の最大の悩みは、「やりたい副業」がわからないことだと気づき、「やりたい副業」が見つかるセミナーを開始し、その経験をまとめられたのが、この『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』です。
以前に取り上げましたが、橘玲氏は『人生は攻略できる』の中で、稼ぐ力(人的資本)を増やすためには、自分のキャラにあったことに注力することであると提唱されています。自分探しの旅にでることなく、自分のキャラを見つけだすことも、ふせんを使えばできるというのです。
それでは、何をすればいいのでしょうか?
ふせんを使って
やることは「書く」「貼る」「並び替える」の3つだけ
と著者である坂下仁氏は書かれています。
自分の考えていることや思っていることを「書く」ことによって言語化し、ふせんを「貼る」ことによって整理され、「並び替える」ことによって編集されるといいます。
ふせんを勧められるのは、「どこにでも貼れる」「貼り替えられる」「捨てやすい」「小さい」「紙面がむき出し」の5つの特徴があるからです。
どこにでも貼れますので、ノートに貼って一覧することも、ホワイトボードや机に貼って俯瞰することもできます。また、ふせんを貼ると達成感が得られ、達成感によって脳内物質のドーパミンが分泌され、トキメキを感じて、脳の能力も上がると言われているそうです。
書かれたふせんは貼り替えられますので、即座に簡単に思いついたことを編集することもできます。
ふせんは捨てやすいので、些細なことでも気兼ねなく走り書きをしやすく、書き漏れをなくすことができます。とりあえず書いておいて、不要であれば捨てればいいのです。
ふせんは小さく、書ける量が決まっていますので、思いついたことを短く簡潔に文章にまとめることになります。つまり言語化しやすいのです。
紙面がむき出しなので、めくることなく、ふと思いついたひらめきを逃すことなく、即時にメモをできるのです。
この5つの特徴があるからこそ、ふせんは使いやすく、思いついたことをすぐに言語化でき、眺めたり並び替えたりしながら自分の考えを整理できて、それを繰り返すことによって、自分探しの旅にでることなく、人生の目的ややりたいことを見つけることができるというのです。
みなさんも、ふせんを使って自分のやりたいことを見つけませんか。