大杉潤氏が書かれた
『定年前後の生き方の悩みを解消するならこの1冊! 定年ひとり起業 生き方編』を
読み終えました。
なぜ、読もうと思ったのでしょうか?(WHY)
①35年差を埋めるため
人生100年時代と言われます。その一方で多くの会社の定年は60歳。再雇用として働いたと
しても65歳で会社員生活が終了。会社員を卒業した後の35年間をどのように過ごしていけば
いいのか。そのヒントが書かれていると思いました。
②「ひとり起業」の言葉に魅せられて
50代半ばを迎え、定年がもう目の前であることをひしひしと感じます。定年後の生き方や
働き方を考えているときに「ひとり起業」という言葉が目に飛び込んできたので、本を思わ
ず手に取ってしまいました。
③理屈ではなく実体験が書かれているから
定年後の生き方や働き方を頭で考えても実感が湧きませんでした。理屈で考えても仕方がな
いなと思い始めていた時に、実体験を書かれている本を無性に読みたくなりました。
何を学んだのでしょうか?(WHAT)
①トリプルキャリアという考え方
働く期間を3つに分けて戦略的に準備する生涯現役の働き方である「トリプルキャリア」を
大杉潤氏は提唱しています。
ファーストキャリアは40~50代までの会社員として勤務する働き方。この時期は、働いて給
与をもらいながら、次のセカンドキャリアの準備のために副業等を始めます。
セカンドキャリアは75歳くらいまでの雇われない働き方。複数の異なる種類の仕事を掛け持
ちで収入の安定化・複線化を行います。
サードキャリアは75歳以降に人生の最期までミッション(社会的使命)として取り組み続け
ていきたいことしか行いません。
トリプルキャリアとは、まさに理想的な生涯現役の働き方です。
②定年後に「ICT技術」は必須
「ICT技術(Information and Communication Technology=情報通信技術)」を活用すれ
ば、好きな時間に好きな場所で働き続けることが出来ます。生涯現役のためには絶対に身に
付けなければならないのが「ICT技術」なのです。
③定年後の「健康法」
一生稼げる脳を保つための方法、免疫を上げることや歩くことの重要性、運動の重要性等、
専門家による様々な著書に書かれた理論に基づいて、実際に大杉潤氏が実践している健康法
がとても参考になります。
これから、どうするの?(HOW)
①給料を稼ぎながら副業も
今は、ファーストキャリアの時代。全力で会社勤めを行い給料を稼ぎながらも、セカンドキ
ャリのための副業を始める時。副業はすぐには出来ないものの、前向きに何が出来るのか、
行動に移して行こう。
②まずはブログから
昨日、3年間のブランクを破り、ブログを再開。ブログを起点にしながら、様々な「ICT技
術」習得に挑戦して行こう。
③参考文献の読破を
様々な参考文献があげられています。時間はかかるでしょうが、一冊ずつでも読破して行こ
う。まずは、とっかかりの一冊として、立花岳志氏の『起業メンタル大全』を購入。本当に
小さいけども大切な第一歩。