2021年3月に卒業する大学生の就活はどうなるのでしょうか?
新型コロナウイルスの流行はどのよう影響があるのでしょうか?
就活生の内定率は?
以前のブログで、株式会社ディスコが行ったキャリタス就活2021学生モニター調査結果によると、2020年1月1日時点で7%の就活生が内定を獲得していることを取り上げました。昨年の同時期よりも 2.3ポイント上回っていました。
3月1日(日)および2日(月)に大阪で大就職博のイベントを行った株式会社学情の調査によると、就職活動を開始した人のうち 10.0%が1月時点で内定を獲得していたようです。
2月のキャリタス就活2021学生モニター調査結果によると、2月1日時点の内定率は 10.0%でした。
昨年の同時期が 8.1%でしたので、1.9ポイント上回っています。
やはり、昨年よりも少し内定が出る時期が早くなっているようです。
株式会社学情の調査では、2月時点の内定率は 12.2%でした。先月より 2.2ポイント、内定率が上がっています。
株式会社ディスコは就活イベントを中止しましたが、株式会社学情は就活イベントを行いました。
株式会社学情の大就職博というイベントには、大阪会場で2日間で 6,000人余りの就活生が訪れたようです。
リクナビやマイナビといった最大手の企業がイベントを中止しましたので、株式会社学情のイベントに多くの人が集まったようです。
ちなみに明日、6日(金)には福岡でもイベントが開催されるようです。
みなさんは、イベントに参加しますか?
この時期にイベントを開催することに関して、当然、賛否があるでしょう。
この時期にイベントがなくなると、多くの中小企業は就活生となかなか出会えなくなるのは事実です。
Webでの会社説明会ではなく、実際に会って話をすることによって、初めて中小企業の良さを就活生に伝えることができるのです。
大企業よりも、中小企業のほうがイベントを渇望しているのではないでしょうか。
とはいえ、やはり新型コロナウイルスの感染を避けるために参加しなかった就活生も多いでしょう。
今年の夏には、東京オリンピックもありますので、ますます焦るかもしれません。
けれども条件は、みんな同じです。
新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら、企業も一斉に動き出すでしょう。
それまで、自分自身の今までの歩みを振り返ってください。
どの様なときに最も楽しかったか?
最も落ち込んだのはどんな時だったか?
そうすれば、どのような企業と相性がいいのか、わかるでしょう。
時間はあります。
じっくりと腰を落ち着けて取組みましょう!