新型コロナウイルス流行の影響で、就職活動率は昨年を下回る!

新型コロナウイルスの影響で、就職活動率は昨年を下回っていることが、株式会社学情の「あさがくナビ 2021年卒 内々定率調査(3月度)」結果でわかりました。

昨年よりも就職活動率は23ポイントの大幅低下!

現在、就職活動をされていますか?という質問に対し、

  • はい  74.8%
  • いいえ 25.2%

という回答でした。

昨年同時期の調査では、同じ質問に対する回答は、

  • はい  97.8%
  • いいえ   2.2%

でしたので、23ポイントも就職活動率が下がっていたのです。

就職活動をしていない人の一部は就職活動を終了した人だと思われますが、まだ就職先が決まっていない人が大多数でしょうから、昨年よりも大幅に就職活動は遅れているようです。

調査は、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象とし、2020(令和2)年3月1日~3月10日の期間、インターネットを活用して行い、回答者数は 1,005人でした。

新型コロナウイルスの流行により、リクナビやマイナビといった最大手企業が広報解禁日の3月1日の就活イベントを中止する中、株式会社学情は就活イベントを予定通り開催したことは、以前のブログで取り上げました。

多くの企業が引き続き就活イベントを中止していますが、株式会社学情は就職博をはじめ、様々な就活イベントを継続しています。

以前ブログで取り上げたように、株式会社学情のHPに、

就職活動という人生における大切な機会を奪うことのないようにするため、万全の体制で実施いたします

と書かれているように、就職活動の機会を提供することを最優先に考えているようです。

また、Webでの会社説明会や面接を行っている企業も多数あります。

視野を広くして探せば、企業と出会う方法はあるようです。

それよりも、以前のブログで採用を減らす企業がでることが心配という就活生の声を取り上げましたが、その心配は当たってしまうかもしれません。

新聞報道によると2020年3月卒業の高校生と大学生を合せて21人の内定取り消しが出てきました。

内定取り消しの企業が出てきてしまうような厳しい経営環境になってしまったのです。

厳しい経営環境だからこそ、中小企業は採用を!

そのような環境だからこそ、中小企業は積極的に採用すべきです。

リーマンショックから大企業や中堅企業が立ち直れていない時に、私のいた企業は将来のためにちょっとだけ早く採用活動を再開しました。

その年は、本当に今までは採用できなかったような新卒社員を採用することができました。

その翌年からは、やはり採用活動は苦労しました。

大手企業が採用を控える時こそ、中小企業は積極的に採用すべきです。

そして、就活生も中小企業まで視野を広げて、自分自身と相性の良い企業を探しましょう。

そうすれば、この厳しい就活も乗り切れます。

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