2021年卒業を予定している学生の7%が早くも内定を獲得!

2021年卒業を予定している学生の7%が早くも内定を獲得していると、就職情報大手の株式会社ディスコが公表しました。

2021年卒業予定の学生が就活の早期化に戸惑っていることを、以前のブログで取り上げましたが、実際、昨年よりも1月1日時点の内定率は高くなっているようです。

調査は、キャリタス就活2021学生モニターに登録している、2021年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士1年生含む)を対象とし、2020(令和2)年1月1日~7日までの期間、インターネットを活用して行われました。

回答者数は 1,248人(文系男子 410人、文系女子 363人、理系男子 332人、理系女子 143人)でした。

2020年1月1日時点の内定率は 7.0%

内定を得ているかどうか尋ねると、「内定を得た」と回答した人は 7.0%でした。平均内定社数は 1.7社ということですから、早くも複数の企業から内定を得た人もかなりいるようです。

昨年の同時期の内定率 4.7%と比べると 2.3ポイント、一昨年の 3.1%と比べると 3.9ポイント増えています。内定率だけを比べると、一昨年の2倍以上になっています。

内定を得た人の8割弱(78.2%)がインターンシップ参加企業から内定を得ていますから、インターンシップが就職に繋がっていることがよくわかります。

内定を得た人は 7%と14人のうち1人ぐらいですが、本選考を受けた人は 35.2%と3人のうち1人以上となっています。

昨年の同時期 29.3%と比べると 5.9ポイント、一昨年の 20.3%と比べると 14.9ポイント、7割も増えています。

一昨年や昨年と比較して、就活の早期化が加速していると言えるでしょう。

3月の就職活動解禁までに早期選考を受けたい

3月の就職活動解禁までの準備の進め方を質問すると、

  1. 志望業界・志望企業への理解を深めたい    60.7%(昨年 63.7%)
  2. インターンシップに参加したい        57.6%(昨年 55.6%)
  3. 早期選考を受けたい             55.5%(昨年 46.1%)

でした。

昨年の同時期と比較すると、早期選考を受けたいと答えた人が 9.4ポイントも大幅に増えています。

3人のうち1人が本選考を受けているという周りの空気を感じて、出遅れているのではないか、と不安に思っている人が増えていることが推測されます。

周りの動きは当然、気になるでしょう。

気にしないようにしようとすると、逆に気になって仕方がなくなります。

誰もが気になるもの、気になるのは当たり前、といい意味で開き直りましょう。

そして、自分が何をしたいのか、じっくりと向き合いましょう。

そうすれば、きっと就活はいい思い出になります。

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