あなたは転職をしようと思ったことがありますか?
私は、以前のブログにも書きましたが何回か転職を経験しています。
最初の転職は勤めていた企業が会社更生法を申請したのがきっかけです。
スポンサー企業が決まっていましたので、そのまま勤務するという選択肢もあったのですが、私は転職することにしました。
もう20年近く前のことになります。
それから20年近くたって、今の人たちは、どのようなきっかけで転職を考えるのでしょうか?
大手転職支援会社であるエン・ジャパン株式会社の調査結果を見てみましょう。
調査は、エン転職利用者を対象に、2019(平成31)年2月26日~3月26日の期間、インターネットを活用して行われました。
回答してくれたのは 12,721名でした。
転職を考えたきっかけの第1位は?
転職を考えたきっかけを尋ねると、
- 給与が低い 43%
- やりがい・達成感がない 40%
- 業界・企業の将来性に不安を感じる 31%
- 人間関係が悪い 25%
- 残業・休日出勤など拘束時間が長い 23%
でした。
給料が高い、あるいは低いと感じる基準として、絶対的水準と相対的水準があると私は思っています。
絶対的水準は、その給料でどのような生活ができるのか、という観点です。
生活できないような給与、最低賃金と変わらない給与だから転職を考えたというようなケースです。
日本では、給与は企業の規模や業界、就業時間等によって大きく異なります。
相対的水準というのは、同じ(ような)大学や高校等を卒業した同級生との給与比較です。
この観点でもっとも不満を持っているのは、キャリア組と言われる国家公務員でしょう。
ご存じのとおり、キャリア組と言われる公務員は東大を卒業した人たちが多いです。
東大を卒業した同級生は給料の高い外資系のコンサルタントをはじめ、数千万円の給料をもらっている、ところで公務員になった自分の給料は……
という思いが強いです。
同じような気持ちを持つのは東大卒業生だけではないでしょう。
転職を考える中で不安な点は?
転職を考える中で、不安な点・気になる点があるという人に、気になる点を尋ねると、
- 自信の年齢 56%
- 希望する転職先の有無 48%
- 面接・選考でうまく話ができるか 39%
- 転職先になじめるか 38%
- 転職活動中の金銭面 37%
でした。
こういった不安があれば、なかなか転職には思いきれないかもしれません。
転職する、しないは別にして、転職を考えたならば、転職支援会社を有効に使いましょう。
いろいろな情報も手に入りますし、第三者の客観的な意見も聞けると思います。
転職を考えたなら、気軽に一度、相談されることをお勧めします。