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就活生のみなさんは、合同もしくは会社独自の説明会に参加されたりと、いろいろ忙しい生活が始まっているのではないでしょうか。
今年の就活は、さらに前倒し?
2018(平成30)年3月1日付の日経新聞朝刊に「さあ就活 前倒し一段と」という記事が掲載されていました。
就活生の活動が早くなってきているので、企業も説明会の開催やエントリーシート(ES)の締め切りを前倒しすること、そして「内々定・内定出し」を5月までに実施する企業が 57.2%、昨年よりも8.5ポイント上昇(リクルート・キャリア調べ)、という内容でした。
これから、いろいろな情報が就活生の耳に入ってくるでしょう。周りの動き、情報に煽られて自分自身を見失ってしまうことがあるかもしれません。
そのような状況になっても、落ち着いて、周りに流されないようにしてください。
実際、2018(平成30)年3月2日付の日経新聞朝刊には「解禁日 既に内定の学生も」とあります。
なぜ、ここまでメスメディアは煽るのかな?と正直、思います。解禁日は、あくまで経団連が決めていることであって、法律でもなんでもありません。
経団連に加入していない企業が解禁日前に内定だしをするのは、昔から採用担当者ならだれでも知っていることですから、就活生のみなさんは、それほど気にする必要ありません。
以前のブログに書きましたとおり、企業の規模、業界、職種によって、状況は大きく違っています。
就活のときほど、多種多様な企業の人の話を聞けることはありません。せっかくの機会ですから、じっくりと納得いくまで活動すればいいと思います。
本当に働きたいと思える企業を見つけてください。
長時間残業のブラック企業はあります!
実は、私も長時間残業を理由に転職したことがあります。
残業時間も含めての総労働時間が、転職1ヵ月目 323時間、2ヵ月目 350時間、3ヵ月目 331時間、4ヵ月目 324時間、5ヵ月目 343時間、6ヵ月目は転職活動しながら 224時間でした。
通勤時間がさらにかかりますので、本当に心身ともに厳しかったです。もしものことを考えて時間をメモしていたので、時間数は正確です。
このような1ヵ月で100時間を超えるような長時間残業が続く企業はまさしくブラック企業であり、避けるべきでしょう。
まさにブラック企業を体験させていただきました。いろいろなブラック企業がメディアで報じられているのも事実です。
一方、その反動で残業=ブラックというイメージが行き過ぎているようにも感じます。
積極的に仕事に関与できる企業を探しましょう!
見波利幸さんは著書の『心が折れる職場』(日経プレミアムシリーズ)の中で、ご自身の経験から、長時間労働イコール不調の原因ではなく、その根底にある「仕事との向き合い方」「仕事に対する意識のあり方」が重要であると述べられています。
私が以前に勤めていたような長時間残業は問題外ですが、逆にあまりにも「残業がありません。休日は多いです。」という企業はどうでしょうか。
そのような企業で本当に仕事に真剣に向き合い、成長できるでしょうか。
私は疑問です。
どのような仕事に挑戦でき、努力した結果、自分が成長できる姿を思い浮かべることができるような企業ーそういった企業をおすすめします。