大愚元勝氏が書かれた『自分という壁』に、生き方を学びました!

『自分という壁 自分の心に振り回されない29の方法』を読むと、少し肩の力が抜けて、生きるのが楽になると思います。

なぜ読もうと思ったのでしょうか?(WHY)

(1)大愚元勝氏について興味があったから
 著者である大愚元勝氏は佛心宗大叢山福厳寺第31代住職。その一方で慈光グループの代表。
 大愚和尚の一問一答ではYouTuberとして活躍。住職の持つイメージとあまりにも違うた
 め、大愚元勝氏という住職に興味を持つようになりました。それが読みたいと思ったきっか
 けです。
(2)「自分という壁」とは
 何かをやろうと思う自分、その一方で止める自分。止める理由はわからないものの、自分で
 自分にブレーキをかけてしまう。それが「自分という壁」なのかなと何となく思って、読ん
 でみようと思いました。
(3)仏教を学びたいと思ったから
 定年までカウントダウンを迎え、これからの生き方を考えるときに、何となく日本人に溶け
 込んだ仏教を学んでみたいと思ったのです。読むのであれば、初心者でもわかりやすそうな
 本を読んでみたいと思っていた時に出会った一冊。

何を学ぶことが出来たのでしょうか?(WHAT)

(1)苦しみは自分の頭の中の妄想から生まれている
 世の中で一番大切なものは「自分自身」。その自分自身が大切にされていない、傷つけられ
 た、他人の方が恵まれている等々、自分の内側にある気持ちが苦しみを生んでいる、だから
 自分自身の内側で抱えている悩みや苦しみを減らすことが大切。
(2)「自分という壁」が立ちはだかっている
 苦しみを生む自分の内側を向き合う時に、妄想や思い込み、貪(欲)瞋(怒り)痴(無知)など、
 邪魔をするもの、それが「壁」。その「自分のなかにある壁(自分という壁)」を超えること
 ができれば、もっと穏やかな気持ちで生きることができるようになる。
(3)謙虚とは何か
 私自身の結婚式で「謙虚と笑顔」という言葉を用いて挨拶をしました。その時は謙虚とは、
 思いあがることなく相手の意見に耳を傾けるという意味で使いました。この著書の中では、
 自分が出来ることと出来ないことをきちんと分析して理解している状況とありました。有名
 なアメリカのラインホールド・ニーバーの祈りと重なり、感慨深かったです。

これから、どうするのでしょうか?(HOW)

(1)「祈り」を実践する
 自分自身で「こうありたい」と宣言し、誰かに責任転嫁することなく自分が出来ることを精
 一杯する、この非常に潔い生き方が「祈り」だといいます。「祈り」を実践していきます。
(2)仏教に関する次の本を探す
 仏教とは、苦の原因である執着を離れ、物事をありのままに認識する智慧を育てるための実
 践練習法である、と著者は言います。具体的な練習法を学ぶことができる次の本を探しま
 す。
(3)日常の「修行」に挑戦する
 修行は、何かを耐えることではなく、「習慣化」することだといいます。第一歩として、自
 分の思いとは異なることが起こったとき、自分の思い通りにならないことは当たり前と認識
 し、少し距離のある第三者として冷静に受け止める。それを習慣化するために、今日から意
 識的に取り組んでいきたい。

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