採用担当者の8割以上が「採用活動にAIを活用したい」と回答!

2023(令和5)年8月21日付で、Thinkings株式会社が採用担当者200名を対象に2023年7月に実施した「採用とAI」に関するアンケート調査結果を公表しました。

採用担当者の8割以上がAIを活用したい!

「採用活動にAIを活用したいですか?」という質問に対し、
  1. 活用したい     50.5%
  2. やや活用したい   31.0%
  3. 余り活用したくない 13.0%
  4. 活用したくない     5.5%

という回答だったようです。

「活用したい」50.5%と「やや活用したい」31.0%を合せた81.5%の採用担当者がAIを活用したいと回答しているのです。

AIの活用について、とても前向きに考えていることが伺われます。

それでは、採用活動のどのような場面で活用したいのでしょうか?

40%以上の担当者が適性検査に活用希望

「AIの活用を希望する採用の場面」を質問した時、回答が多かった上位5位は

  1. 適性検査     43.5%
  2. 求人票の作成   36.5%
  3. 書類選考     36.0%
  4. 内定者フォロー  35.0%
  5. 面接       31.5%

でした。

適性検査は以前からいろいろな種類があり、多くの企業で行われています。AI活用によって劇的に変わるとは思えませんが、より多くの過去データ等をより有効に活用することによって、入社後、確実に活躍してもらえる人財を見極めることを期待しているのでしょうか?

求人票の作成は、求める人物像にマッチした人財に訴求して応募してもらえるような人を惹きつける文章を期待しているのでしょうか?

書類選考が最も目に見えて、業務効率化に直結すると思われます。

特に何千、何万人という応募者のエントリーシート等の書類を読み込み、会社の求める人物像にマッチしている応募者をピックアップしていく書類選考は物凄く時間と労力が必要になります。その業務を過去データの蓄積を活用してAIで代替できることができれば、業務の効率化に繋がり、多大なコスト削減もできるでしょう。

AI導入により採用活動の質が高まる

実際に、採用活動にAIを活用したことがある人に「AI導入後の採用活動の質の変化」について尋ねると、

  1. やや高まった     46.9%
  2. 高まった       34.5%
  3. 変わらない      14.2%
  4. 高まらなかった      2.7%
  5. あまり高まらなかった   1.8%

という回答でした。

「高まった」34.5%、「やや高まった」46.9%を合せた81.4%の採用担当者が質が高まったと回答しています。

採用担当者が前向きに取組み、効果を感じているのが伝わってきます。

ますますAI活用は進んでいくに違いありません。

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