あのペッパーが面接官。あなたは受けてみたいですか?

いろいろ話題になっているAI(Artificial Intelligence)ですが、採用面接も大きく変わるかもしれません。

2018(平成30)年2月10日付日経新聞夕刊に『AI面接官 期待広がる』、2018(平成30)年2月14日付日経新聞朝刊に『AI面接官に「ペッパー」』という記事が掲載されました。

AI(Artificial Intelligence)の進歩は、新卒学生を採用する企業にも、就活生にも、大きな影響を与えそうです。

書類選考はAIの時代!?

記事によると、応募者の履歴書やエントリーシートをAIによって評価するシステムは10社以上に導入されているとのことです。

過去の合格者と不合格者の情報をもとに選考されるようです。

書類選考にAIを活用する企業はますます増えると思われます。就活生に人気がある企業の採用担当者は何枚のエントリーシートを読んで評価しているでしょうか。

限られた時間の中で公正な評価を求めるのはあまりにも酷であり、無理だと私は思います。書類審査はAIで行い、採用担当者はもっと応募者一人ひとりへのフォローに注力するように変わってくるでしょう。

ただし、すぐには大きく変わらないかもしれません。

AIによる採用をどう思っているのでしょうか?

就活生のみなさんはよくご存じのマイナビさんが調査しています。

※出典「2018年卒 マイナビ大学生内定率調査(6月)」

AIによる面接・選考について、回答者(学生)の43.8%が賛成(「賛成」+「どちらかといえば賛成」)であり、反対(「反対」+「どちらかというと反対」)が56.2%とやや反対意見が多くなっています。

特に女子については、反対の割合が高かったそうです。

AIに評価されても納得できる選考法としては、適性試験が77.5%と飛びぬけて高く、次にエントリーシート(紙・Web形式による文章形式)が44.2%となっているそうです。

面接については、14.4%とかなり低く、まだ学生(就活生)のみなさんにAIによる面接は受け入れられていないようです。

それでもAI選考は浸透していきます。

学生(就活生)のみなさんの回答をみると、AIによる面接は現時点では、すぐには浸透しづらいように思われます。

しかしながら、数年前には考えられなかった変化が行っています。

みなさんは、「変なホテル」を知っていますか。私も映像でしか見たことありませんが、フロントでのチェックイン・チェックアウトの手続きやクロークでの荷物預かりをロボットが行うようです。

HPには、

「変」には「変化しつづける」という意志が込められ、目指すは、常識を超えた先にある、かつてない感動と快適性。

とあります。

採用の手法も同じように変わり続けるでしょう。

その変化を拒否するのではなく、前向きに変わっていける人が求められているのです。

「ペッパーの面接、面白そう。受けてみたい。」と思えるような人を目指しましょう。

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