2021年卒大学生のインターンシップがもう始まっていること、ほとんどの2021年卒大学生がインターンシップに参加しようと考えていることを以前のブログで取り上げました。
インターンシップを選ぶ基準についても取り上げましたが、実際、どのような企業が人気なのでしょうか?
楽天株式会社が運営する就活生のためのクチコミ就職情報サイトに「楽天みん就」があります。約 29,000社の企業別掲示板があり、就活生の約8割が登録しているそうです。
その「楽天みん就」が、2021年卒業予定登録学生会員を対象としたインターンシップ人気企業ランキングの調査結果を公表しました。
調査は、2019年4月4日~2019年6月22日までの期間、「楽天みん就」上でのWebアンケートおよび「楽天みん就」主催の就職イベント会場での紙アンケートを実施し、有効回答者数は 1,524名でした。
調査方法は、回答者1名につき、ノミネート企業約 400社のうちインターンシップに行ってみたい企業を5社選択してもらったようです。
ノミネート企業は2019年1月~6月にインターンシップの情報を公開している企業を基準として選定しています。
人気企業ランキング1位はニトリ
「楽天みん就」の調査による人気企業ランキングは、
- ニトリ(前年3位)
- 全日本空輸(ANA)(前年1位)
- 日本航空(JAL)(前年8位)
- 味の素(前年4位)
- 資生堂(前年6位)
- アチーブメント(前年14位)
- 伊藤忠商事(前年2位)
- アロージャパン(前年ランク外)
- サイバーエージェント(前年69位)
- Legaseed(前年20位)
でした。
人気企業ランキング1位のニトリは、どのようなインターンシップを行っているのでしょうか?
ニトリのインターンシップは選択の基準を満たしている
ニトリのインターンシップでは、まず、グループで意見を出し合い、試行錯誤しながら経営判断を行っていくシミュレーションを体験します。
その後で、商品開発、広告宣伝、マーケティング戦略、法人事業の4つの仕事領域を体験できます。
1日で行われますので、参加期間が短期間であること、プログラムの種類がたくさんあることという、以前に取り上げたインターンシップのプログラムを選択する際の基準を満たしています。
ES(エントリーシート)不要で参加できることも、参加にあたって選考がないという選択の基準をクリアしています。
全国主要7都市で複数の日程で開催されていますので、参加しやすい場所で開催されるという基準も満たしています。
基準をことごとくクリアしていますので、昨年は 8,000人以上の就活生がインターンシップに参加したというのも納得できます。
流通業に興味がなくても、インターンシップに十分に満足できそうです。
インターンシップに参加しているうちに新しい気づきもあるでしょう。
ぜひ業界や職種を絞り込まず、積極的にインターンシップに参加してください。
満足できる就活にするために。