あなたは第一志望の企業の面接を受けました。入社志望度は面接官によって変わりましたか?
あなたは面接の練習という軽い気持ちで企業の面接を受けました。面接官によって入社志望度は上がりましたか?
「世界で一番 社会を変える 会社を創る」というビジョンを掲げ、年間で 1,000回以上の就職イベントを行う株式会社DYMが「就職活動に関する調査」を実施し、結果を公表しました。
調査対象は、東京都内で開催された就活生と企業のマッチングイベント「ミーツ カンパニー」に参加した2020年卒の就職活動中の男女学生です。
2019年4月18日(木)~6月12日(水)の調査期間中に 672名の有効回答を集計したようです。
9割の就活生が面接官と目が合えば志望度が上がる
就活生に対応が良いと感じた面接官の行動を質問すると、
- 目を見て話してくれた 510名
- 丁寧な挨拶をしてくれた 77名
- 相槌をうってくれた 32名
- 面接官の熱意が伝わった 24名
- その他 10名
でした。
目を見て話してくれたと回答した人が圧倒的に多く、有効回答が 672名ですので、全体の 75.9%が答えたことになります。4人のうち3人ということです。
次に、目を見て話してくれたと回答した人に入社志望度が変わったかどうかを尋ねると、
- 上がった 88%
- 変わらない 12%
- 下がった 0%
でした。
何と9割近い人の入社志望度が上がり、下がった人はいなかったのです。
目を見て話せ、とは社会人としての基本的なマナーと言っていいでしょう。また、丁寧な挨拶も同じように基本的なマナーですし、相槌はあなたの話を真剣に聞いていますよ、というコミュニケーションの基本です。
社会人として出来て当たり前のことですが、それだけで入社志望度を上げることが出来るのです。
7割の就活生は面接官と目が合わないと志望度が下がる
就活生が悪印象を抱く面接官の第1位は、「目を合わせない」でした。
次に、目を合わせないと回答した人に入社志望度が変わったかどうかを尋ねると、
- 下がった 66%
- 変わらない 32%
- 上がった 2%
でした。
目を合わせて話をすれば9割の就活生の入社志望度が上がり、目を合わせなければ7割の就活生の入社志望度が下がるということです。
目を合わせることや真剣な態度で話を聞くことが大切なのです。
些細なことかもしれませんが、それだけで入社志望度が大きく変わるのです。
立場を変えると、就活生のみなさんが面接の場で、面接官の目を見て話す、挨拶をしっかりする、真剣な態度で話を聞く、という基本的なことが出来れば採用される可能性が高くなるということです。
基本的なことをしっかりと行う、そのことが自分の夢をかなえることにつながるのです。