あなたは自分の人生に満足していますか?
これまでの人生に満足している人は45%。2人に1人は、これまでの人生に満足しているといいます。
「人生の満足度に関する調査2018」をプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社が公表しています。
調査の概要は、
- 調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員の全国の20~79歳の男女
- 調査期間:2018(平成30)年10月9日~10月11日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 有効回答数:2,000サンプル
ということです。
シニア(60代・70代)世代は過半数が満足!
男性の年代別に、これまでの人生を総合的に満足している人の割合は、
- 20代 37.5%
- 30代 35.0%
- 40代 32.5%
- 50代 36.0%
- 60代・70代 62.0%
でした。
女性は、
- 20代 51.0%
- 30代 40.5%
- 40代 46.5%
- 50代 50.0%
- 60代・70代 56.5%
という結果でした。
男女ともに、60代・70代の満足度が高くなっています。
一方で、60代・70代で、これまでの人生に満足していない人の割合が、男性で 18.5%、前年よりも 8.0ポイント増え、女性で 18.5%、前年よりも 11.0ポイントも増えているのです。
人生に満足している人と、満足していない人との2極化が進んでいるようです。
この調査では、満足していない人が増えている理由はわかりかねますが、気になる調査結果があります。
お金の問題が、人生に満足していない人を増やしている?
働いている人に、仕事・職業についての総合的な満足度を質問すると、年代別に満足している人は、
- 20代 34.2%
- 30代 38.2%
- 40代 39.3%
- 50代 43.6%
- 60代・70代 61.6%
でした。
世代による格差は気になりますが、60代・70代の6割の人は満足しているのです。
ところが、報酬に満足しているかどうか、質問したところ、満足していないと答えた60代・70代の男性は 47.6%、前年よりも 9.1ポイント増え、60代・70代の女性は 40.7%、前年よりも 7.9ポイントも増えているのです。
仕事に満足しているものの、報酬には満足していないのです。
マネー(お金の使い方・貯め方など)についての総合的な満足度を聞いたところ、60代・70代で満足している人は 26.3%、満足していない人は 43.3%と、4割以上の人が満足していないのです。
また、老後への備え(公的年金、個人年金保険など)について、60代・70代で満足している人は 20.8%、満足していない人は 54.3%と、過半数を超える人が満足していないという結果でした。
仕事の報酬やお金の使い方・貯め方、そして老後への備えについて満足していない人が多いことが調査結果から読み取れます。
たまには、お金の問題も考えてみましょう。
幸福になるためには、お金のことを考えることも必要なのです。