あなたは、転職について、どのように感じていますか?
以前のブログで書きましたとおり、私は転職を数回、経験しています。
最初の転職は、2002(平成14)年でした。そのときは、30代前半での転職でした。
転職の理由は、勤務していた企業が会社更生法を申請したから、わかりやすくいうと法的には倒産したから、ということです。
スポンサー企業のバックアップがあったので、営業活動は休むことなく継続していましたが、将来的には不安だらけでしたので、転職することにしたのです。
その転職は、今の会社名でいうと「リクルートキャリア」、その当時は、リクルートエイブリックと言っていたような気がします。ちょっと不確かですが…
その当時は、やはり転職にはネガティブなイメージが強く、今ほど情報もなく、ものすごく不安でした。
ところが、それから20年弱経った今では、転職が当たり前のことになろうとしているのです。
隔世の感は否めません。
パーソルキャリア株式会社が公表した調査結果を見てみましょう。
調査の概要は?
パーソルキャリア株式会社は、聞きなじみのない会社名かもしれませんが、転職サービス「DODA(デューダ)」を運営している会社です。
なお、調査の概要は以下のとおりです。
- 調査期間:2018(平成30)年8月13日~8月17日
- 調査対象:全国の会社員20~60代男女 計1,200名
- 調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
調査対象に、人数は公表されていませんが、派遣社員や契約社員が含まれているようですので、そのことがアンケート結果に多少の影響を与えているかもしれません。
転職が当たり前の時代に!?
転職をポジティブに捉えているか、それともネガティブに捉えているか、聞いたところ、
ポジティブに捉えているのは、
- 20代 64.2%
- 30代 58.2%
- 40代 52.8%
- 50代 51.4%
- 60代 59.4%
という結果だったようです。
調査を行ったのが、転職サービスを行っているパーソルキャリア株式会社ですから、転職をポジティブに捉えている人が回答しやすかったのかもしれません。
それにしても、全年代で転職をポジティブに捉えているというのは、まさに転職が当たり前の時代になってきているのでしょう。
理想の働き方とは?
今の仕事や職場環境に満足していれば、転職を考えることはないでしょう。
今の職場では何か満たされていないものがあるから、転職を考えるのです。
それでは、転職によってどのような働き方をしたいのでしょうか?
調査結果によると、20代では、
- 給料 87.5%
- プライベートの時間 79.6%
- 人間関係 64.8%
が重要であると考えているようです。
また、50代では、
- 給料 89.4%
- 人間関係 76.5%
- 仕事へのやりがい 75.6%
が重要であると考えているようです。
それぞれの年代が求めているものがわかるのではないでしょうか。
みなさんは、どのような職場で働いてみたいですか?
本当に転職するかどうかは別にして、自分自身の経歴、職場環境を冷静に考えることは大切なことです。
1年に1回ぐらいは、ゆっくりと振り返りませんか。
身の回りの幸せに気づくこともよくあります。