自分の意見を持つ力|正解のない時代を自分軸で生き抜く方法とは?

私たちは小さな頃から、「正しい答え」を選ぶ訓練を受けてきました。
テストで満点を取れる人は褒められ、正解を言えれば安心できた。

しかし、社会に出て気づきます。
現実の大半は “正解のない問題” だ ということに。

どんな働き方を選ぶか。
誰と関わるか。
どこに住むか。
自分の幸せを何と定義するか。

どれも「正解」が存在しません。
だから必要になるのが、「自分の意見を持つ力」 です。

ちきりん氏の著書『自分の意見で生きていこう』は、その力を磨くための “実践書” と言える1冊です。

■ 1. 正解のある問題は「調べればいい」。正解のない問題は「考えるしかない」

「正解のある問題は、正解が見つかるまで調べればいい」
「正解のない問題を解くには自分の意見を持つ必要がある」

学校教育は前者のトレーニングが中心でした。
しかし社会に出て求められるのは後者です。

  • 「どの仕事を選ぶか」

  • 「副業するべきかしないべきか」

  • 「何を手放し、何を抱えるか」

この答えは Googleにありません。
自分の意思で決め、自分の足で立つしかない。

■ 2. 「自信」は才能ではない。“考え尽くした経験”の副産物だ

ちきりん氏は言います。

「しっかり考えた、考え尽くしたと思えれば、自然に自信が湧いてくる」

つまり、自信は “生まれつきの性質” ではなく
「考えた時間の集積」 なのです。

多くの人は不安や迷いを抱えると「自信のなさ」を理由に動けなくなる。
しかし順番が逆です。

考える → 意見が生まれる → 自信が生まれる

行動し、自分の考えを確かめる。
それを繰り返すほど、揺らぎにくい軸がつくられます。

■ 3. “反応”ではなく“意見”を持てる人になる

「立ち位置が明確になっていれば『意見』で、どこに立っているかわからない発言は『反応』だ」

SNSを見ると、ほとんどの投稿は「意見」ではなく「反応」です。

  • なんとなく同意

  • 感情的な否定

  • 誰かの言葉の受け売り

意見とは、立場が明確な言葉。
「私は ○○ という理由で、△△ と考える」
と主語と根拠があるものです。

これができる人だけが、
人に影響を与え、議論を動かし、人生の舵を自分で握れる。

■ 4. 自己肯定感は“結果”ではなく“理解”から生まれる

ちきりん氏は、自己肯定感についても核心を突いています。

「自分で自分を理解し、承認すること。これが自己肯定感だ」

自己肯定感は

  • 成功

  • 評価
    -褒められる経験

から生まれるものだと思われがちですが、実は逆。

自分を理解し、“そういう自分でいい”と認めたときに生まれる。

他者承認ではなく、自分の承認。
これを持つ人は、意見を述べる時にも迷いません。

■ 5. コミュニティは「意見の違い」を前提に成り立つ

「人の数だけ存在する意見を認め合うのが多様性のある社会」

「コミュニティとは、自分の意見を共有し、話し合いで道を決めていくもの」

つまり、
意見の違いを拒絶する場所はコミュニティではない。

同じ考えの人しかいない場所は、ただの“温室”です。

意見を持ち、言語化し、相手の意見も尊重しながら交わる。
そこにコミュニティの成長が生まれます。

■ 6. “意見を持つ力”を鍛えるための4ステップ

「意見をもつ4つのステップ」

  1. レベルチェック:少しでも自分の意見を言う

  2. 言い切る!:賛成か反対かだけ答える

  3. 自分に突っ込む:自分に反論し、それに反論

  4. 言語化する:結論を簡潔な文章にする

このプロセスは、まさに「思考の筋トレ」です。

▼例:副業すべきか?

  1. レベルチェック:やった方が良いかな

  2. 言い切る:私は「副業はやるべき」と考える

  3. 自分に突っ込む:時間がなくなるよ? → そのため朝の1時間を捻出する

  4. 言語化する:「私は時間のリスクより成長の機会を選び、副業する」

この“思考の整理”を繰り返すほど
言葉に力が宿り、人生の意思決定が速くなります。

■ 7. 自分の意見で生きる人が手に入れる未来

意見を持つ人は

  • 選択が早い

  • 後悔しにくい

  • 挑戦できる

  • 迷っても立て直せる

なぜなら「自分で決めた人生」だからです。

「自分でしっかり考えてこの道を選んできたという自覚こそが、人生に誇りと自信を与える」

その誇りと自信こそ、
“正解のない時代”を生き抜く最大の資産です。

■ 最後に:今日からできる「言語化力トレーニング」3つ

この記事の締めくくりとして、
言語化力を鍛える行動計画 を3つ考えてみました。


◎① 毎日1つ「意見日記」を書く

テーマは天気でも社会問題でもOK。
30秒で賛成/反対を “言い切る”習慣 を作ります。

◎② 自分に反論する癖をつける

「ほんとに?」「根拠は?」と問い返し、
思考の厚みを増やす

◎③ 人の意見を奪わず、問いを投げる

議論では “相手の考えを引き出す質問” を
3つ準備して会話に挑む。

■ まとめ

  • 正解のない問題には、自分の意見が必要

  • 自信は「考え尽くす」ことで生まれる

  • 意見は立場と根拠を示す言葉

  • 自己肯定感は“理解→承認”の順に育つ

  • 意見は4ステップで磨ける

  • 言語化力は人生の意思決定スピードを上げる

人生は誰のものか?
他人の言葉で生きる人生と
自分の言葉で選び取る人生。

選べるのは、いつだって自分だけです。

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