あなたは昨年、令和5年に20万人を超える人が受験したITパスポート試験を知っていますか?
全部で12ある情報処理技術者試験の1つになります。
12ある試験区分の中で最も低いレベルではありますが、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験でもあります。
合格者が多いことや情報処理技術者試験の中で最も低いレベルであることから、ITパスポート試験は合格してもあまり意味がないと言われることもあるようです。
私が社会人になった30年ほど前は、まだパソコンは普及していませんでした。当時はワープロの全盛時代。会社ではOASYSというワープロを使っていたのを覚えています。
入社して数年後、Windows95が発売され、爆発的なヒットとなりましたが、実際に使うようになったのは、発売から数年経ってからでした。
それからずっとワードやエクセルといったアプリケーションの基本的な機能しか使ったことがありません。
以前のブログで書きましたが、私は社会保険労務士をはじめ、複数の資格を持っています。
しかし残念ながら、報酬にはつながっていません。
私は誰かの役に立った結果が報酬だと思っています。
ですから、定年後の働き方の一つの選択肢として、これまでの経験や身につけてきた知識、取得してきた資格を活かして困っている方々のお役に立って報酬に繋げていきたいと考えています。
そのような思いを実現するためには、ITに関する基本的な知識を身につける必要があると判断し、最も低いレベルのITパスポートから挑戦してみようと決意しました。
次に考えたのは、どのようにすれば試験に合格できるのか、ということです。
インターネットで調べると様々な情報で溢れています。
無料で過去問題からランダムに出題される問題を回答していくサイトもあります。
インターネットだけで勉強を進め、過去問題や模擬試験を受験する方法もあります。
少し価格的には割高になりますが、通学という方法もあります。
「Excel®表計算処理技能認定(1級)」と「Access®ビジネスデータベース技能認定(1級)」を私が以前に取得した時は、「パソコン教室アビバ」に通っていました。
どの方法が一番、合格まで続けられるか、という観点で選択した結果、最終的に今回も「パソコン教室アビバ」に通うことにしました。
適宜、直接会って面談することによって、昭和のおじさんの私には最もモチベーションを維持できて、最後まで続けられるに違いない、と思ったのです。
結果的に、8月17日(土)に受験し、合格の基準は600点以上ですが、800点を超える点数を取ることが出来ました。
選択は間違っていなかったということです。
調子に乗って、思ったよりも結果が良かったこともあり、次に何をしようかな等と悩み始めています。
みなさんも、何か学んでみませんか。
決して遅すぎるということはないと思うのです。
今日という日が最も若いのですから。