「億り人」を3年間で3人も誕生させた投資術を知っていますか?

先日のブログでは、「ライトFIRE(Financial Independence,Retire Early)」を取り上げました。

「1億円貯めて年率4%の運用利益で生活できるリタイアしたストック型の資産家」のようなイメージである一般的なFIREを達成するには時間がかかりすぎて難しいので、実現可能な「ライトFIRE」を目指そうという内容でした。

そうは言っても、書店に行くと「億り人」という言葉が入った著書が並んでいますから、1億円を早急に貯めて早期リタイアしたいという人はかなり多いと思われます。

weblio辞書で「億り人」を検索しますと、

億り人とは、株式投資や暗号資産(仮想通貨)投資などによって億単位の(あるいは巨億の)資産を築くほど大もうけした人のこと。

「億り人」は「おくりびと」と読む。2008年に公開された映画「おくりびと」のもじりである。

と、あります。

2023(令和5)年5月12日に総務省統計局が公表した「家計調査報告[貯蓄・負債編]」によると、二人以上の世帯における2022年平均の1世帯当たり平均貯蓄現在高は1,901万円、貯蓄現在高順に並べた真ん中の1世帯貯蓄現在高(中央値)は1,168万円とのことです。現在の貯蓄が1,168万円を超えている世帯が50%、下回っている世帯が50%ということです。50%の世帯では貯蓄を少なくとも10倍近くに増やさないと「億り人」には届かないことになります。

本当に株式投資で「億り人」になることは出来るのでしょうか。

その成功事例が書かれているのが『3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』です。著者は個人投資家であるDUKE。氏です。DUKE。氏が主宰されている投資塾から3年で3名の「億り人」が誕生したようです。

DUKE。氏の投資法は、

新高値を更新(ブレイク)して上昇トレンドに乗る銘柄にいち早く気づき、企業の大きな変化(ビッグチェンジ)に着目し、大きなリターンを狙う

というものです。

登りエレベーターに乗って短期間で大きく資産を増やそうという投資法ですが、重要なのは資産管理。損を小さくするための方法を重視しているのが特徴と言えるのではないでしょうか。

株式市場は必ずしも思っていた通りにはなりませんし、仮想通貨などはもっと思うようにはなりません。

資産があれば必ず幸せになれるわけではありませんが、なければできないことが多々あることも事実です。だからこそ、大切なのは、自分自身の性格や目的、目標を明確にすることです。じっくりと考えるための時間を持ちましょう。

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