坂下仁氏が書かれた『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい-年収アップと自由が手に入る働き方』を読むと、様々なことを考え、学ぶことが出来ます。
著者自ら
「稼ぎ口二刀流」にも欠点があります。それは年齢制限があるということ。65歳以降の方は間に合いません。逆に20代の方には早すぎる。起業して失敗しても、転職に失敗しても、まだまだリカバリーできる時間があるからです、役員を目指して出世すれば、稼ぎ口を2つにする必要はありません。必然的に、40代を中心とした、30代・50代を含む層が本書の対象読者になります。もちろん、男女を問いません。
と書かれています。
30代から50代の年齢層の方々への著者からのメッセージが随所に散りばめられています。
まず、読もうと思ったきっかけから始め、次に学んだことを、最期にこれからの第一歩の行動をまとめてみました。
まず、なぜ読もうと思ったのでしょうか?(WHY)
まず、読むきっかけを次の3つにまとめてみました。
(1)「稼ぎ口二刀流」を深く知りたかったから
副業をテーマにした本の多くは、著者本人の成功体験がベースになっています。非常に参考
になることも多いのですが、実際に自分がやることを考えると、「自分には難しい。著者だ
からできたこと」という気分になって、なかなか一歩目を踏み出せないのです。
著者である坂口仁氏は、自分自身の成功体験をベースにしながら、その方法である「稼ぎ口
二刀流(妻社長メソッド)」をセミナーで伝え、足掛け10年で約6,000名が学び、忠実に実
践された9割の受講生が何らかの成果をあげ、思い描いた夢を実現する人が続々と誕生して
いるといいます。
「稼ぎ口二刀流」について、深く知りたいと思わずにはいられませんでした。
(2)大杉潤氏が著書で影響を受けた一人として書かれていたから
中で、大きな影響を受けた一人として書かれ、最新作として推薦されていたのが、この『40
代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい-年収アップと自由が手に入る働き方』だったので、
ぜひ読んでみようと思ったのです。
(3)稼げるライフワークを見つけるヒントを求めて
いわゆる「食べるため」に雇われて働く「ライスワーク」。50代半ばを迎え、定年後を見据
えた生涯を通じて自分のために働く、「稼げるライフワーク」への転換を考え始め、「稼げ
るライフワーク」を見つけるヒントを探し求めて、読んでみることにしました。
次に、何を学ぶことが出来たのでしょうか?(WHAT)
次に、読んで学んだことを、以下の3つにまとめてみました。
(1)まじめな人ほど陥る2つの失敗
まじめな人ほど陥る失敗として、
副業をやらない、これが最初の失敗です。もう一つの失敗は、副業の選択です。
と、2つ挙げられています。
会社は個人を守ってくれませんし、時間だけは平等なので、やらない選択はないというこ
と。そもそも、法律用語で「業」とは、「反復継続性」と「事業的規模」の2つの条件を満
たした仕事のことです。一般的に副業と言われるものの多くは、2つの条件を満たしません
から、「副業ごっこ」に過ぎず、肩肘張らずに気軽に始めて欲しいと書かれてます。
(2)「稼ぎ口二刀流」は4つの要素で成り立っている
1つ目は「家族の絆」です。家族を幸せにするために始めますので、家族の理解と応援は必
須です。
2つ目は、「プライベートカンパニー」です。自分と家族だけの会社を設立することによっ
て、魔法としか思えない節税ができるので、お金が貯まって増え始めるそうです。
3つ目は、「稼げるライフワーク」です。やりたいこと、やるべきことでお金もしっかり稼
げるので「稼げるライフワーク」と呼んでいます。自分に最適な「稼げるライフワーク」を
見つけることを、この著書のゴールに設定されています。
最後の4つ目は、「価値観」です。価値感にピッタリ合ってるから苦もなくやり続けること
ができるのです。
(3)「稼げるライフワーク」は3つから選べば失敗しない
ネットフリマやネットオークションから始める「物販ビジネス」、マイカーや駐車スペース
のシェアから始める「賃貸ビジネス」、スポットコンサルやガイドから始める「情報ビジネ
ス」の3つの中から選べば失敗しないといいます。
どれもビジネスの入門編としては、世界一安全な副業ですし、「お金を失わない」「単発で
試せる」「簡単にできる」という3つの条件を満たしています。
最期に、これから、どうするのでしょうか?(HOW)
最期に、これからの行動を以下の3つにまとめてみました。
(1)「稼げるライフワーク」のビジネスジャングルを検討する
「物販ビジネス」「賃貸ビジネス」「情報ビジネス」の各ジャンルに、それぞれ「入門編」
「初級編」「中級編」「上級編」「特殊編」の5つのランクがあります。
それぞれの入門編のビジネスを試した経験や、趣味や仕事などでの気づきや経験を「きっか
け」として、ビジネスジャンルを検討していきます。
著書にある「稼げるライフワーク」の相性チェックシートも参考にしながら、「稼げるライ
フワーク」のビジネスジャンルを決めていくことにします。
(2)幅広い人たちに認知していただく
幅広い人たちに認知していただく方法として、
①SNSを活用する②電子書籍を発刊する③メディアをつくる④宣伝・広告をする⑤つながりをつくる⑥ブログを書く
の6つの方法が書かれています。
少し長いお休みがありましたが、ブログは再開をしました。続けて、SNSの投稿も始めてい
きます。
これからは、会社とは離れた人脈やコミュニティーなど、相手の顔と名前が一致するような
リアルのつながりを意識的に作っていきます。
(3)最初の一歩を踏み出すために4つの環境を整える
①家族との家族との関係性などの「家族環境」②仕事上の人間関係、プライベートな交友関係などの「交友環境」③接するメディア・ネット・本などの「情報環境」④メンタル・あり方などの「脳内環境」
最初の一歩を踏み出すために、4つの環境を整えていきます。
特に、本をできるだけ多く読んで「情報環境」を整えることと、副業に前向きなコミュニテ
ィーを探して所属することから、始めていきます。