平成最後の新入社員は2019年卒。以前のブログで取り上げたように、就職内定率は過去最高水準と言われています。
就職活動はかなり楽だったのでは?と思ってしまいますが、そうでもなかったようです。
2019年卒入社の新入社員に就職活動の感想を聞くと、
- とても大変だった 17.1%
- 大変だった 47.0%
- どちらでもなかった 22.2%
- 楽だった 9.3%
- とても楽だった 4.4%
という結果でした。
雇用情勢は大幅に改善されていると思われますが、学生にとって就活の負担は変わっていないようです。
なお、この調査結果は2019(令和元)年5月17日に三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表したものです。
この調査は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが開催した新入社員を対象としたセミナーの受講生のうち、1,262人からアンケートを回収しまとめられたものです。
年を越えて最初に内定が出たのは20人に1人
最初に内定が出た時期を聞くと、
- 2018(平成30)年5月まで 27.4%
- 2018(平成30)年6月 18.8%
- 2018(平成30)年7~8月 18.7%
- 2018(平成30)年9~10月 21.1%
- 2018(平成30)年11~12月 9.0%
- 2019(平成31)年1月以降 5.0%
でした。
面接解禁は6月1日でしたから、その前に4人に1人は内定が出ていた一方で、20人に1人は年を越えて最初の内定が出たようです。
年を越えて最初の内定が出ている人は、私の経験では大学を卒業するのに単位が足りず、卒業のために学業を優先して就活に取組めないパターンが多いです。
実際、今年の2月にも卒業できないことが決まり、「就活を辞めます」という残念な連絡をいただきました。
お互いに不幸な結果になりますので、確実に卒業できるように単位をとって、就活に力を入れましょう。
会社を選んだ基準は過半数が「雰囲気」
会社を選んだ基準は、
- 雰囲気がよい 51.8%
- 仕事のやりがいがある 34.0%
- 実家から通勤できる、実家に近い 23.3%
- 業績が安定している 21.9%
- 能力が活かせる 18.8%
という回答でした。
雰囲気がよいと感じるということは、相性の良さを感じたのではないでしょうか?
会社を選ぶ基準はいろいろとありますが、自分の直感を信じることも一つの方法です。
直感を研ぎ澄ますこと。それが自分の幸せにつながるのです。