みなさんは、驚きませんでしたか?私は、驚きました。
以前のブログで紹介しましたコレワーク(矯正就労支援情報センター)への協力雇用主の登録を促す広告が新聞に掲載されていたからです。
政府として、
- 再犯を防止し、安全かつ安心な社会づくり
- 人手不足の解消
のために、本気で取り組むという決意の表れではないか、と解釈しています。
さて、コレワークとは別に、人手不足解消の一つの施策として、以前のブログで、65歳以上の高齢者についても取り上げました。
65歳どころか、70歳を超えて元気に働く人の姿が、この前の日曜日(7月8日)にテレビで紹介されていました。
「がっちりマンデー!!」という番組を知っていますか?
紹介していたのは、TBSで日曜日の朝、7時30分から8時まで放送されている「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」という番組です。
この番組では、働いている企業も、場所も、職種も異なる3名の方が取り上げられていました。その3名の方に共通し、見習いたいと私が思ったのは、「プロ意識をもって仕事をやり遂げる」ということです。
番組では、株式会社宣通で電話営業をされている景山義昭さん(74歳)、株式会社横引シャッターで滑車を作っている平久守さん(90歳)、日本綜合警備株式会社で交通整理をされている上野敏夫さん(82歳)の3名が紹介されていました。
みなさん、まさしく70歳を超えても働かれ、会社を支えているのです。WinーWinの関係といっていいでしょう。
働き始めた理由は暇?!
株式会社横引シャッターの平久守さんは、78歳で再び働き始めたといいます。
その理由は、「暇だから」だというのです。
高齢になられても、元気に活動される秘訣として、「きょうよう」と「きょういく」というのを本で読んだことがあります。
「きょうよう」は「教養」ではありません。「今日、用がある」です。
「きょういく」は「教育」ではありません。「今日、行くところがある」です。
平久さんにとって、まさしく企業での仕事は、「きょうよう」であり、「きょういく」なのです。
「プロ意識」を学びました!
日本綜合警備株式会社の上野敏夫さんが、道路工事の横で交通整理をされている姿が放送されていました。
その一つひとつの動き、あるいは、毎日、自宅で交通整理に使う旗を洗い、翌日の仕事に備える姿は、この仕事に対する「プロ意識」と「誇り」があふれていました。
私自身の仕事への取り組む姿勢を思うと、本当に恥ずかしいばかりです。頭が下がりました。
70歳を超えて、生き生きと楽しそうに働いておられる3人の姿を見て、とてもうらやましいと思いました。
番組をみながら、ぜひ私も、70歳を超えても人から頼られ、社会に貢献できるような生き方をしようと決意をしました。
人生100年時代。みなさんもじっくりと自分の将来を描きませんか。
それだけでも、幸福な気持ちになることはできます。