ITパスポート試験が終わってから次の生成AIパスポート試験に挑戦するための学習を始めるのに1ヵ月余りの月日がかかったことを先週のブログで書きました。
「プロクラスティネーション(先延ばしグセ)」が原因であり、「すぐやる脳」に変えることが必要であることも取り上げました。
自分を変えなければいけないことはわかったけども、どうしたらいいのだろうか。
その質問の回答を期待して読んだのが、西剛志氏が書かれた『世界一やさしい自分を変える方法』です。
具体的実践的な方法が書かれていますので、自分を変えたいと思っている皆さんにお薦めできる一冊です。
まず実践すべきなのは「わからない」「できない」「知っている」という3つの言葉を言わないこと。
この言葉を使ってしまった瞬間に脳は活動を止めてしまうのです。
「わからない。」と言ってしまうと、わかろうとすることを止めてしまいます。
「できない。」と言い切ってしまうと、もう二度とやろうとはしません。
「知っている。」と思ってしまうと、それ以上に広く深く知ろうとはしません。
これでは、今の自分のまま、決して変わることはありません。
どうすれば変われるのでしょうか。
私が「世界一やさしい方法」だと思ったのは、「でも」をつけることです。
「わからない。」+「でも」+「Aさんに聞けばわかるかもしれない。聞いてみよう」
「できない。」+「でも」+「助けてもらえればできるかもしれない。お願いしてみよう」
「知っている。」+「でも」+「他の方法があるかもしれない。ネットで調べてみよう」
「でも」をつけると、視点が変わって次に何らかの行動することを前提に考えます。
それを繰り返すことによって、徐々に自分が変わっていくのです。
また、「できない」と決めつけるのではなく、「できるだろうか?」と自分自身に問いかけると、脳は一生懸命に考え始めるそうです。
断定するのではなく、問いかけにするだけで、脳の働き方は大きく変わるといいます。
やりたいことがはっきりしているのであれば、「できるだろうか?」という問いかけを繰り返していけば、やりたかったことを実現できるでしょう。
それでは、やりたいことがわからない場合はどうすればいいのでしょうか。
その場合は、まず「絶対に嫌なこと」を書き出していきます。その逆を横に書きます。それが、自分のやりたいことです。
やりたいことを明確にし、やれる自分に変わり実現していく。
そのために、まず『世界一やさしい自分を変える方法』を読んでみませんか。