あなたは何のために働いていますか?
質問されると何と答えますか?
答えは人それぞれ、年代によっても違ってくるでしょう。
若い世代のみなさんは、どのような目的で働くのでしょうか。
株式会社ジェイックは、「ジェイック就職カレッジ」に登録する20代の求職者に対して行った「働くことへの価値観」に関するアンケート結果を公表しています。
調査の概要は以下のとおりです。
・調査名称:「働くことへの価値観」に関するアンケート調査
・調査対象:「ジェイック就職カレッジ」に登録した20代の求職者
・調査方法:Webアンケート
・調査期間:2023年6月2日~6月28日
・回答者数:132名
働く意義や目的の第1位は「お金を稼ぐため」、第2位は「自分を成長させるため」
- お金を稼ぐため 73.5%
- 自分を成長させるため 37.1%
- 社会や人とのつながりを持つため 19.7%
- 好きなことに取り組むため 19.7%
- 生きがいを見つけるため 18.2%
- 自分の能力や才能を発揮するため 12.1%
- 社会や人の役に立つため 9.1%
- 「お金を稼ぐ」以外の意義・目的はない 3.8%
生活していくためにはお金が必要不可欠ですから、「お金を稼ぐため」に働くのは否定できませんし、よくわかります。
そのうえで、成長したい、自分の能力や才能を発揮したいという思いが強いことがわかります。
働き続けたい年齢層の第1位は「60~69歳」、第2位は「50~59歳」
- 60~69歳 40.9%
- 50~59歳 23.5%
- 40~49歳 9.8%
- 80歳以上/一生涯 9.8%
- 39歳以下 8.3%
- 70~79歳 7.6%
最近、よくFIRE(Financial Independence, Retire Early)という「経済的な自立と早期リタイア」を目指す新たなライフスタイルが日本でも注目されています。働くのは49歳までと答えたのは18.1%、5人のうち1人は、FIREを目指しているのかもしれません。
しかしながら、私は生涯現役、働けるだけ働きたいと思っています。そうすれば、高齢者の不安3K(健康不安、経済的不安、孤独・孤立不安)と無縁でいられるからです。
皆さんも働く意義・目的を、そして何歳まで働くのか、一度、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。