AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)」を提供している株式会社RevCommは、サマーインターン参加経験者(予定者含む)である2025年卒就活生の仕事選びに関する意識調査結果を公表しました。
調査対象人数は321名でした。
生成AIを肯定的に捉えている25年卒就活生は3分の2
肯定的な理由としては、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」63.0%、「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」41.2%、「不得手な業務を補完してくれるから」38.9%でした。使い方によって業務遂行に大きなプラスの影響を期待しているようです。
逆に否定的な理由としては、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」35.5%、「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」35.5%、「仕事に対する主体性が低下する可能性があるから」32.3%でした。仕事を奪われるかもしれないという恐怖心、不安等があるようです。
半数超が企業選びに「AI」というキーワードに注目!
「就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目していますか。」という質問に対して、「非常にしている」12.9%、「ややしている」37.6%、合わせて50.5%が「AI」というキーワードを気にしていると回答しています。
「非常にしている」「ややしている」と回答した人に、注目している理由を尋ねると、「企業の将来性を感じるから」61.1%、「新たな知識を学ぶことができそうだから」39.5%、「最先端の事業に触れたいから」30.6%でした。AIを活用した事業が将来的に大きく伸びると判断しているようです。産業には伸びる時期もあれば衰退する時期もありますから、これから伸びる業界の上りエスカレーターに乗りたいというのはよくわかります。
生成AIによって、「働き方」はどのように変わるのでしょうか?
「ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくと思いますか。(複数回答)」という問いに対して、「業務効率化で働き方が多様になる」49.5%、「定型業務が減少する」40.2%、「デジタルリテラシーが必須になる」36.0%、「生産性が向上し、より創造的な業務に携わる機会が増える」35.7%という回答でした。
生産性が向上するとともに、創造的な業務が増えるという前向きな変化と、一方でデジタルリテラシー向上に励まないといけないというプレッシャーを感じているということでしょうか。
デジタルリテラシー向上は、若者だけの課題ではなく、50代半ばで定年までカウントダウンしている私のような世代にとっても切実な課題となるに違いありません。