「内定ブルー」に「エア就活」、あなたは意味がわかりますか?

「内定ブルー」に「エア就活」、「就職迷子」と聞いて、あなたは意味がわかりますか?

これらの言葉は、新卒向けの「マイナビ」、転職者向けの「マイナビ転職」、派遣希望者と企業を結び付ける「マイナビ派遣」など、各種の就職・転職情報サービスを行っている株式会社マイナビの調査で、2020年卒業予定就活生が周りで流行った就活用語と答えた言葉なのです。

調査は、2020年卒業予定の全国大学4年生および大学院2年生のモニター会員を対象とし、2019(令和元)年7月25日(木)~7月31日(水)の期間、Web上のアンケートフォームにて実施されました。

有効回答者数は 1,972名(文系男子 353名、理系男子 605名、文系女子 475名、理系女子 539名)だったようです。

「お祈り」「ガクチカ」「サイレント」がトップ3

あなたの周りで流行った就活用語を尋ねると、回答者の多い順に、

  1. お祈り
  2. ガクチカ
  3. サイレント
  4. NNT
  5. オワハラ

でした。

あなたは意味がわかりますか?

「お祈り」は選考で落ちること、「ガクチカ」は面接でよく質問される「学生時代に力を入れたこと」の略、「サイレント」は選考の結果が来ないことです。

「NNT」はわかりにくいと思いますが、「無い内定」の略で、「内々定」と掛けています。反対語は「ANT」(有る内定)と言うそうです。

「オワハラ」は就活終われハラスメントのことで、企業が内々定を出した就活生に活動を終えるように強制することです。他社の選考辞退を引き換えに内々定を出す企業もあるようです。

トップ5は、数年前から流行している言葉です。

毎年のように新しい流行が生まれますが、今年はどのような言葉が見られたのでしょうか。

「内定ブルー」「エア就活」「就職迷子」??

結婚を控えて、今後の生活の不安等により悩む様子をマリッジブルーと表現することがありますが、就活でも同じような気分になるようです。

株式会社マイナビが調査した流行った就活用語として、内定先に本当に入社していいか不安になる「内定ブルー」、就活中にやる気がなくなる「就活ブルー」という回答もあったようです。

その他にも、「エア就活」は就活をしていないのに就活を理由に休むこと、6月までに内々定を1社ももらっていない「就職迷子」等の用語も取り上げられていました。

その時々の就活生の不安が端的に表現されています。

様々な思いで進めてきた就活もあと1ヵ月余りで内定式を迎え、終盤に差し掛かったとはいえるでしょう。

しかしながら、まだ終わったわけではありません。

採用活動を継続している企業はまだまだあります。

まだ就職先が決まっていない就活生も、諦めることなく活動を続けましょう。

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