平成最後の新入社員の仕事の不安は?転職を考えるのは?

昨日から新しい年号「令和」が始まりました、

つい一昨日までは「平成最後」という枕詞を毎日のように聞きました。

これからは「令和最初」という言葉が飛び交うでしょう。もしかしたら流行語大賞に選ばれるかもしれません。

ところで、今年の4月に入社したのは、「平成最後」の新入社員ということになります。

どのような不安をもっているのでしょうか?どのような時に転職を考えるのでしょうか?

一般社団法人能率協会(以下、JAMと表現します)が調査しています。

調査は、JAMが主催する新入社員向け公開教育セミナー参加者を対象に、2019(平成31)年3月28日~4月9日までの期間、インターネットを使って行っています。

回答者数は 384人でした。

今の気持ちを漢字1文字で表すなら?

今の気持ちを漢字1文字で表してもらうと 128の漢字の回答がありました。

多い順に並べると

  1. 新  32人(2018年度 1位)
  2. 挑  24人(2018年度 2位)
  3. 努  13人(2018年度 3位)
  4. 進  13人(2018年度 6位)
  5. 不  10人(2018年度 -)

でした。

昨年はランク外であった「不」の字が5位にランクインしています。

入社してみて「不安」になったのでしょうか?それとも「不満」があるのでしょうか?

いずれにしても新しい生活に馴染もうと苦労している姿が目に浮かぶようです。

仕事をしていくうえでの不安は?

仕事をしていくうえでの不安を質問すると、

  1. 仕事での失敗やミス               43.0%
  2. 上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか  43.0%
  3. 仕事に対する現在の自分の能力・スキル      29.9%
  4. ビジネスマナーや常識              22.9%
  5. 生活リズムの変化についていけるかどうか     21.9%

でした。

仕事や人間関係での失敗をものすごく不安に思っていることが伝わってきます。

25年余りの社会人の先輩として言えることは、必ず失敗はします。大切なのは、失敗した後です。何を学び、何を変えるのか。失敗のない成功はないでしょう。

誰もが失敗すると思えば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。

悩んだ末に転職を考えるのは?

転職を考えるシチューエーションを聞いてみると、

  1. パワハラやセクハラがあったとき         76.8%
  2. 職場の人間関係が悪い時             73.5%
  3. 社風や企業文化が自分に合わないと感じたとき   66.1%

でした。

人間関係や職場の雰囲気が合わないと感じた時に転職を考えているのです。

だからこそ、私は企業との相性を強調しているのです。

休みや給料といった労働条件は大切です。

けれども本当に休めるのか?残業手当は本当に全額を払ってもらえるのか?

就活をとおして肌で感じた感触が大切なのです。

以前のブログも参考にしていただき、ぜひ自分と相性の良い企業に出会ってください。

それが幸せになれる道に繋がっています。

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