第4次産業革命により職を失う不安がある人は4割

第4次産業革命により職を失う不安がある人は4割という調査結果がエン・ジャパン株式会社から発表されました。

そもそも第4次産業革命とはどのような革命?

世界の経済および政治関係者が注目する中、スイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム(World Economic Forum)では、「現在進行形で様々な側面を持ち、その一つがデジタルな世界と人間が融合する環境」と第4次産業革命を解釈しているようです。

具体的な一例として、「あらゆるモノがインターネットにつながり(IoT)、そこで蓄積された様々なデータを人工知能(AI)などを使って解析し、新たな製品・サービスの開発」が進むことと言われています。

まさに現在進行形の改革なのです。

人工知能(AI)によって、日本人の仕事の半分が奪われるという研究結果、また肉体労働ではなく、先に頭脳労働に仕事消滅は起きると書かれた本について、以前のブログで取り上げました。

35歳以上の4割が職を失う不安を感じる!

エン・ジャパン株式会社が35歳以上の「ミドルの転職」ユーザーに、第4次産業革命によって、職を失う不安を感じますか、と質問したところ、「不安がある」40%、「不安がない」が60%という回答でした。

全体の4割の人が職を失う不安を感じているというのです。

「不安がある」と回答した人に、その理由を複数回答で尋ねると、

  1. 年齢的に未経験業種・職種への転職が難しいと思うから   53%
  2. ロボットに代替えできる可能性が高い職種だから      32%
  3. 自動化できる可能性が高い職種だから           31%
  4. 自分のITスキル・ITリテラシーに自信がないから    27%
  5. 今持っている資格・経験の需要が減っていくと思うから   20%
  6. 周囲の人員削減がすでに進んでいるから          20%
  7. 第4次産業革命で縮小しそうな業種だから          19%
  8. 定型業務を担っているから                16%
  9. その他                           3%

という回答でした。

好むと好まざるとにかかわらず、第4次産業革命は進行し、あらゆるものがインターネットにつながるIotの世界、人工知能(AI)と一緒に働く時代が来ることは間違いないでしょう。

拒絶するのではなく、共存していくことを考えるべきでしょう。

そのためには、人工知能(AI)の得意なことは任せ、苦手なことを人が行うことになるでしょう。

そのような時代を生き抜くヒントを、以前のブログで取り上げました。

悲観的になり過ぎることなく、共存できる能力を身につける。

それができれば、きっと幸福な未来を迎えられるはずです。

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