2018(平成30)年7月7日の日本経済新聞朝刊に、「大学3年生、はや就活」という記事が掲載されていました。
以前のブログで、2018(平成30)年6月1日について、「2019(平成31)年卒業就活生の採用選考開始日であるとともに、2020年3月卒業予定者(現在の3回生や大学院1回生等)のインターンシップエントリー開始日でもあるのです」と書きました。
インターンシップもだんだんと前倒しになってきているようです。
就職情報大手のマイナビが行った調査結果について、見てみましょう。
6月末までにインターンシップに申し込んだ人は約7割!
この調査の概要は、
- 調査対象:「マイナビ2020」会員のうち、「2020年春」卒業予定の大学生・大学院生
- 調査期間:2018(平成30)年6月19日(火)~6月30日(土)
- 調査方法:WEBフォームにて回答
- 有効回答数:6,038名
と、公表されています。
なお、有効回答数の内訳は、
- 文系男子:1,036名
- 理系男子: 812名
- 文系女子:3,240名
- 理系女子: 950名
と、なっています。
もともと「マイナビ2020」に登録している人が対象ですから、インターンシップへの参加意欲が高い人が多いとは思います。
そのような人たちに、「インターンシップについて、今の状況」を質問したところ、
- 今後、参加するインターンシップの具体的な予定がある 34.2%
- 申込みはしたが、まだ具体的な予定は決まっていない 30.0%
- どの企業に申し込もうか選んでいる 20.4%
- 参加したいが、何をしたらいいかわからない 8.3%
- 6月にはいって1回以上のインターンシップに参加した 5.7%
- インターンシップには参加したくない 1.4%
と、なったようです。
もうインターンシップに参加した人から、インターンシップへの申込みをした人までをあわせると、約7割(69.9%)になります。
インターンシップで何を学べばいいのでしょうか?
インターンシップを行う企業が増え、知名度が上がってきたことが、参加者の増加につながっています。
受け入れる企業の負担もかなり大きなものがあり、特に1日だけのインターンシップが増えてきています。
だからかこそ出来るならば、1日だけのインターンシップではなく、長期のインターンシップに参加して欲しいと思います。
何度か書いていますが、私は企業との相性が最も大切だと考えています。
企業との相性を頭ではなく、肌で感じることができることに、インターンシップの意義があると考えています。
ですから、最初から絞り込まず、視野を広げていろいろな企業のインターンシップに参加することをお勧めします。
それが、幸せな就活につながります。